発リンクに関するGoogleからの警告とその対処法について

内容的にはちょっと古いネタとなるのですが、私が管理しているサイトの一つへ今年の5月頃に、Googleから以下の警告を受けてしまいました。

http://www.xxxxxxxxxx.com/ のサイト所有者様 / ウェブマスター様
このたび、貴サイトの一部ページで、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反した手法が使用されている可能性があることが判明しました。
具体的には、PageRank を操作する意図で設定された可能性のある、貴サイトから他のサイトへの人為的または不自然なリンクが貴サイト上にないかどうかをご確認ください。不自然なリンクの例としては、PageRank を転送するリンクやリンク プログラムへの参加が挙げられます。
Google の品質に関するガイドラインに沿うように修正することをおすすめします。修正が完了したら、サイトの再審査をリクエストしてください。
この問題の解決方法についてご不明な点がある場合は、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。
お手数をお掛けしますが、何卒ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。
Google サーチ クオリティ チーム

ウェブマスターツールに届いた内容ですが、外部から貼った自演リンクに関する警告か?と思ったのですが、どうやら自サイトから外に向けての外部リンクに対する警告のようでした。

この警告を受けたサイトですが、私の友人の親御さんが経営している、飲食店関係の公式サイトになるのですが、確かにページのフッターに一部、HOTLINK枠として、広告スペースをお借りしておりました。この広告スペースに、他サイトへの被リンクをいくつか貼っていたのですが、このリンクに対して今回、このような警告が届いたわけです。

被リンクに対してではなく、「発リンク」に対しても警告が来るというわけですね。

PageRank を操作する意図で設定された可能性のある他のサイトへの人為的または不自然なリンクがサイト上にないかどうかをご確認ください。

警告文の一部分を抜き出したものですが、はっきりと「他のサイトへの・・」と書かれています。サテライトサイトからの自演リンクは、特にナチュラルな被リンクを受けづらい、アフィリエイトサイトでは必須のテクニックと言われてきましたが、どうやらその手法も終焉に近づいているのかもしれません。もちろんやり方によってはまだまだ効果はありますが、本当に意味のある発リンクに限定して、かつ自然な形でリンクを貼っていく必要がありそうです。

さて、この「発リンク」に対して今回私が行なった修正は、単純にこの「発リンク」を削除して、サイトの再審査をリクエストしたのみです。サイトの再審査の際には、コメント欄に正直にはっきりと以下の項目を書いて送信しています。嘘やごまかしを書いてもしっかりとばれますので、ここは正直者になって書きましょうw

  • 施工したサイトのURLとサイト名
  • 広告枠として発リンクを貼っていた事
  • そのリンクを全て削除した事
  • 念のため、今後はこのようなリンクは貼りません、と誓いの言葉を入れる

こんなかんじです。一週間後に、ウェブマスターツールに、「http://www.xxxxxxxxxx.com/  の再審査リクエストを処理しました」という内容で、リクエストを処理したという内容のメッセージが届きますが、このメッセージに関しては、「機械的に処理されました」という意味で、本当の意味での審査完了とは言えません。

その後3ヶ月近く経ちますが、今のところ該当サイトのインデックスが削除されり、上位表示を行なっているキーワードでの順位下落は見受けられません。色々なサイトを見ていると、「機械的に再審査リクエストを受理したのち、人の手による目視での審査が行なわれ、それにより再審査は完了とする」という流れが正解であり、その目視による審査が完了すれば、しっかりとメッセージも届くとのことでした。

私の元にはまだそのメッセージは届いていないのですが、もしかしたら確認するための順番待ちだとか、そんな状態になっているのかもしれません。こちらについては進展があればまた、随時ブログで報告していきたいと思います。

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