記事が中々インデックス化されない時の対処方法(WordPress編)

最近、あちこちで「記事のインデックス化されるスピードが遅くなったのでは?」という声が聞かれるようになりました。この状態、当ブログにも実は当てはまっておりまして、以前なら記事公開から数分でインデックス化されていたものが、現在では2,3日程しないとインデックス化されないようになってきました。

しかし、他で運用している趣味ブログに関しては、今までどおり数分から数時間でちゃんとインデックス化されています。ちなみにこのサイトも含めて、私はほぼすてべのサイトをWordpressで運用しておりまして、インデックス化のスピードがたいして変わらないサイトと、なんだか遅くなったなと感じるサイトの2パターンが発生しております。

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インデックス化が遅くなる要因を考えてみる

うーん、これはちょいと調べる必要があるなと思い、色々と調べてみました。まずは、インデックス化が遅くなる(なかなか検索結果に出てこない、またはまったく出てこない)場合を考えて見ます。

  • サイトが検索エンジンにあまり評価されていない
  • なんらかのスパム認定(ペナルティ)を受けている
  • 更新頻度が少ないブログ(サイト)
  • メタタグ(meta)にnoindex,nofollowが記載されている

ドメインを取得し、ブログを公開したばかりの頃は、インデックス化のスピードは遅い傾向にあります。これは、継続した更新を行なうことで、検索エンジンからの信頼度も上昇し、検索エンジンからそれなりの評価を得るためには時間がかかるため、この様な現象が起こります。

ページランクも高くて、すでに検索エンジンから認知されているような、ブランド力のある強力なサイトから被リンクをすぐにもらうことができればその限りではありませんが、一般的には、公開から半年間は、インデックス化のスピードはなかなか上がってこないと言えます。

スパム認定によるペナルティに関しては、ウェブマスターツールにサイトを登録しておけば、なんらかの警告が届きますし、最も重たいペナルティーであれば、検索インデックスから丸ごとサイトが消えてしまいますので、原因の特定としては容易と言えます(最悪の事態ではありますが・・)。

また、インデックスの削除までは行かなくとも、自分のサイト名で検索しても、自分のサイトが検索上位に表示されない用な場合は、ペンギンやパンダに捕獲された可能性があります。

後は、実際に私も経験したことがあるのですが、Wordpressを構築する際に、完成するまで人目に触れたくないという理由から「検索エンジンがサイトをインデックスできないようにする」にチェックを入れていた場合です。

この設定を行なっていると、いつまでたってもインデックス化してくれません。特にサイトをオープンしてすぐの頃は、その点も確認しておきましょう。

インデックスの速度を最大に高めるために行なうこと

それでも、サイトマップの送信やFetch as Googlebot(後ほど説明します)の利用、PuSHPressプラグインを使うことで、数日の内にインデックス化させることは可能です。以下の方法を行なっておけば、さすがに10日も1ヶ月もインデックス化されないということは無いと思います。

そこで、以下にインデックス化のスピードを最大限まで高めるための手法をいくつかまとめて紹介したいと思います。

今回はWordpressを運用している人に向けた記事となりますが、一部は通常のHTMLサイトやMovable Type、無料ブログを運用している際にも応用できるテクニックとなりますので、参考にしてみてください。

  • サイトマップを送信する
  • Fetch as Googlebotを利用する
  • PuSHPressを導入する
  • すでにインデックス化されているサイトからリンクを貼る
  • 外部リンクを貼る(ソーシャルブックマーク含む)
  • 更新頻度を増やす

それぞれについて説明していきます。

サイトマップを送信する

以外にやっていない人も多いのですが、ウェブマスターツールにサイトを登録した後、sitemap.xmlを作成してGoogleに更新を伝えます。これはプラグインでの実現が一番簡単です。私はGoogle XML Sitemapsを愛用しています。基本中の基本とも言えますので、面倒くさがらずに必ず導入しておきましょう。

無料ブログにも標準でサイトマップが出力されているタイプもありますので、できれば利用してインデックス化の速度を速めるように対策を施しておきます。

ただし、サイトマップを送信したからといって、必ず全てのページがインデックス化されるわけではありません。

Fetch as Googlebotを利用する

ウェブマスターツールに新たに追加された機能なのですが、サイトマップの送信とは違い、こちらの機能を利用することで、記事単体(ページ毎)でインデックス化を促すことができます。新たに1ページだけ追加した場合等に便利な機能です。

ただし、1ヶ月辺りに利用できるページ数が決まっており、大量に作成したページに対しては利用できないので注意が必要です。

>>Fetch as Google

PuSHPressを導入する

PuSHPressの導入に関しては、WordPressのプラグイン PuSHPressでGoogleに瞬時に更新を知らせるのページで詳しく書いていますので、こちらを参考にしてください。

このプラグインの導入によって、Google側に記事を更新したことを瞬時に伝えることが可能となります。記事の盗用対策にもなんらかの効果がありそうです。

すでにインデックス化されているサイトからリンクを貼る

例えば、自分で運用している他のブログやサイトがある場合、そこからリンクを貼ることで、インデックス化を促進することができます。但し、リンク元となるそのサイトがインデックス化されていることが必要条件です。

外部リンクを貼る(ソーシャルブックマーク含む)

個人的にオススメしたいのが、ソーシャルブックマークによる外部リンクからのインデックス化です。ソーシャルブックマークは様々な種類がありますが、

  • はてなブックマーク
  • Yahoo!ブックマーク
  • Google+1

この3つをとりあえず使っておけばOKだと思います。あれもこれもと貼っても、管理が大変ですし、なによりめんどくさい(笑)。被リンクの獲得は優良な記事をたくさん書いて、自然に貼ってもらえるものだけを狙って更新を頑張っていくべきです。まあその自然リンクの獲得が難しいんですが・・・(汗)

更新頻度を増やす

最後に、あとはひたすら記事を書き続けてサイトの評価がアップするのを待ちます。どれだけ仕組み的にインデックスされやすい環境を整えたとしても、この更新頻度が抜けていては、インデックスの速度を上げることは難しいと言えます。

毎日毎日更新するのはさすがに大変ですし、1記事辺りの質も落ちてしまいます。最低でも1週間に1度は更新を行ない、ドメインを寝かせるような期間を置かないようにして、ドメインを鍛えていきましょう。もちろん、記事の質には拘って、有用な情報を発信することを意識してくださいね。

それでもインデックス化されない場合はどうするか?

これに関しては、我慢強く次にクローラーが見に来るのを待つしかないのですが、色々と調べていると、非常に興味深い記事を発見したので紹介しておきます。

WordPressで作ったサイトのインデックススピードが遅くなった時の対処方法WEBMETAL

この現象を解消すべく自分なりに仮設を立ててやってみたところ最近インデックスするのに12時間かかってたのが数秒でインデックスするようになったので、その方法を紹介したいと思います。

~中略~

「下書きとして保存」したり「予約投稿」から即公開せずに一度テキストエディタなどに記事をコピーしておいてから、記事を削除し改めて記事をアップして公開する。。。これだけです。あと念の為に保存した時のURLも変更しておきます。

これは「おぉ!」と思った情報なのですが、確かに私も一度公開したものをすぐに「下書き」に戻し、その状態で暫く放置した後、再び記事を更新した場合に、インデックスのスピードが遅いと感じる現象は確認したことがありました。予約投稿に関しては確認したことがないのでなんとも言え無いのですが、下書きを行なった記事に関しては、何か関係がありそうですね。

少し補足を入れると、これは、間違って記事の作成途中で「公開」してしまい、慌てて「下書き」に戻した記事に良くみられる現象ではないでしょうか?公開したことが無くても、過去に「下書き」の状態で作ったままで放置していたものを、改めて公開した際も、なかなかインデックス化されないというパターンも確認しています。

この現象の理由に関しても触れられており、以下の様に解説されていました。

なぜこれだけ時間の乖離があるのか。そこで考えたのは以下の様に一度Googleのクローラが回ってきたけど、まだ非公開なのでまた後で的な感じで再度クローラが回ってくるのに時間がかかってインデックスが遅いのではないかと。

クローラーが周ってきた際には非公開だったので、インデックス化の作業を後回しにされたともとれます。これなら、公開日とインデックス化された時間になぜズレが出るのかが説明できますね。

  • 記事を間違って公開してしまう
  • 慌てて下書きに戻す
  • 「公開」の知らせを受けたクローラーが訪問
  • 訪問してみるが、記事は無し。後回し的な記しを付けられる?
  • 再び公開する
  • クローラー、以前に訪問した際に記事が無かったので後回しにする

こんな流れでしょうか?正確に検証したわけではないので、あくまで参考程度で見てくださいね。

この記事のまとめ

  • インデックス化のためにできる基本的な事はしっかりと施しておく
  • 更新頻度を維持してサイトの価値を上げる
  • どうしてもインデックス化されない場合は、同じ内容で新規に記事を公開してみる
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コメント

  1. ほさか より:

    僕も数日前からこのような状態になり、困っていました。
    参考にしてみます!

    • コツ男 より:

      >ほさかさま

      コメントありがとうございます!
      私が管理しているサイトorブログでも、インデックス速度が速いものと遅いものがありますが、
      一通りの対策を施した後は、最終的には「ひたすら待つ」ことにして、
      記事をどんどんと書いていくことに注力しています。

      後は、やはり更新頻度の高いサイトはインデックス速度も速いですね。
      毎日更新を行っている友人のブログ(seesaaブログ)は、記事投稿から数分でインデックス化されているようでした。

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