ペンギンアップデート2.0で日本語ドメインのSEO効果に陰り？

5/23に行なわれたペンギン2.0へのアップデートに引き続き、6/6に再び大き目のアップデートが行なわれた様です。今回は「EMDアップデート（Exact Match Domain：キーワードと完全一致するドメイン）」に関する更新の様で、日本語ドメインに大きな影響が出ている様子。

パシさんのブログの中でも書かれていますが、EMDアップデートによって、日本語ドメインのみの効力で上位表示していたサイトの順位下降が確認されています。

私が管理しているサイトにも、いくつか日本語ドメインで作成したサイトがあるのですが、そのうちの1サイトに大きな順位下落が見られました。

とある商品名でずっと2位～3位をうろうろしていたサイトなのですが、6月6日に見事に順位の下落が見られます。ほぼ間違いなくEMDアップデートによる影響でしょうね。

こちらは影響を受けなかった日本語ドメインのサイト。特定の商品名で6位～10位をうろうろといった感じです。

影響を受けなかった日本語ドメインサイトをもう一つ。こちらもメインのターゲットキーワードに大きな下落は今のところ見られません。

影響を受けたサイトと受けなかったサイトの違いは？

さて、影響を受けたサイト、受けなかったサイトの違いをまとめておきますので、同様に順位が下がった、または変わらなかった日本語ドメインサイト持ちの方の参考になれば。

正直、順位の下落があったサイトは、アフィリエイトを行なっている商品ページへリンクさせるだけの役割（最低限の情報は有り）しか持っておらず、見る人によってはゴミサイトの烙印を押されても仕方の無いサイトだったと思います。

一方の下がらなかったサイトは、購入したとある商品をレビューしているサイトです。1記事辺りの文字数は1500文字～2000文字で完全オリジナル。自演リンクに関しては、作成したサイトが静的なHTMLのため、インデックス促進の効果を期待して貼ったものです。

こうして要因を挙げてみると、順位が下がったサイトとそうでないサイトの差は明白ですね。。日本語ドメインのSEO効果は、以前に比べて格段に弱くなったと感じますが、それでも検索順位で＋になる効果はまだまだあると感じていました。

その効果を利用して、情報の薄いサイトでも上位表示することが可能だったわけですが、今後も継続して行なわれていくであろうEMDアップデート（with ペンギン）によって、日本語ドメイン単体でのSEO効果はさらに薄れていくのかもしれませんね。

ただし、ブラディングの面で見れば、日本語ドメインは検索に表示された際に強いインパクトを出せますので、しっかりとしたコンテンツが伴っていれば、ユーザーを集客する手法としては全然使っていけると思います。

過去記事でも書いていますが、私が日本語ドメインを使わない理由は、ドメイン名が日本語だとダサいからです。日本語ドメインサイトを育てる気になりません・・・

パシさんもおっしゃってますが、確かにスマートでは無いのかもしれませんね。かく言う私も、更新を継続していく予定のメインサイトには日本語ドメインは利用していません。Wordpressでサイトを構築する際も、タグやカテゴリ名を徹底して半角英数字を使うようにして、日本語は使わないようにしています。

EMDアップデートに関して大変参考になるサイト紹介しておきます。

ペンギンやパンダに比べてあまり馴染みの無いアップデート名となりますが、特定の商品名やキーワードで上位表示を狙っている、或いは現在上位表示中の方等は、一度しっかりと目を通しておきましょう。

今回のアップデートで順位が下降してしまったサイトに関しては、ちょっと手を入れてみて順位にどのような変化が見るのかも検証してみたいと思います。

・・・・とかいいながら、現在検証中の事例がいくつも溜まっていて消化しきれていませんが・・・笑